地域包括ケア病棟のご案内
当院では、急性期治療後の在宅復帰に向けて、医療や支援などを一層充実するため、令和元年11月より現行の地域包括ケア病床(12床)を拡充し「地域包括ケア病棟(38床)」として運用することとしました。
地域包括ケア病棟とは
急性期治療を終えて、一定程度症状が安定している方で、直ぐに在宅・介護施設等へ移行するには不安がある方や、在宅療養中の方で一時的に急性増悪となった方に対して、在宅復帰に向けた医療や支援を行うことを目的とした病棟です。
対象となる方は
在宅もしくは介護施設等に復帰予定の方等で、主に次のような方が対象となります。
①入院治療により症状が改善したが、もう少し経過観察が必要な方
②入院治療により症状が安定し、在宅等への復帰に向けてもう少しリハビリテーションが必要な方
③在宅や施設での生活に向けて調整・準備が必要な方
④在宅療養中で一時的に急性増悪となり入院が必要な方
入院期間は
入院期間は、主治医を始めとする医療スタッフが患者さんの状態に応じて調整していきますが、保険診療上最長で60日までとなっています。
入院費用や留意点は
①基本的には包括診療となり、保険に定められた定額の支払いをしていただきます。一般病棟とは異なり、特に定められたもの以外の注射料、投薬料、処置料、検査料、画像診断料、リハビリ料は定額に含まれています。(個室料、病衣、おむつ代など保険診療対象外の費用は別途請求となります。)
②入院を希望される方の状態によっては、一般病棟で経過観察後に地域包括ケア病棟へ移っていただく場合があります。
入院に関するお問合せやご不明な点がございましたら、地域医療連携室(0974-42-3149)へお尋ねください。