看護部長あいさつ

　当院は大分市から南西50ｋｍ離れた緑豊かな地域にあり、病院の理念である「地域の中核病院として地域から信頼される病院」を目指しています。

　日本全体が超高齢化社会となりつつある今、医療は様々な形へと変化を求められており、患者さんを取り巻く医療の環境や問題も大幅に変化しています。
　近年は新型コロナウイルスという目に見えない脅威とも戦っており、この感染症は今後終息をしても社会経済や医療に大きな爪痕を残し、さらなる変化が必要になってくるでしょう。このような中、当院の看護部は「地域の中核病院として住民に信頼される心豊かな看護を提供する。」ことを理念とし、いかなる状況の中でも安全を第一に考え、患者さんに寄り添う看護を提供しています。

　また、看護部では「人材は財」と考え、個々が目指す看護を支えるため、ジェネラリスト・スペシャリスト・看護管理者・看護補助者の育成に関わる教育体制を整えています。多様化・高度化する医療に対応できるよう看護の資質の向上に努めています。

　看護師は人と人をつなぎ、医療現場から在宅へと看護をつなぎ、チーム医療の中では様々なことで中心的役割をとっています。看護はやりがいが大きい反面、責任が重い仕事でもあります。一人一人の看護師が元気にやりがいや達成感を感じ、患者さんやそのご家族、地域の方々から信頼を得られるような看護実践を目指し、看護スタッフとの対話を大切にしながら「笑顔」で互いに助け合い・認め合いながら働ける職場作りをしていきたいと考えております。

豊後大野市民病院　看護部長　後藤 幸代