脳神経外科
脳神経外科について
新規受診では、主に頭痛、めまい、手足の痺れ、頭部外傷等の患者さんを中心に診察しています。
継続受診は、脳血管障害や頭部外傷後の患者さんが多く再発予防などの注意が必要であり、適宜検査を行いながら加療を行っています。患者さんは高齢の方が多く、様々な疾病の既往や治療(内服)中の疾病を持っており、その影響も考えながら診察を行っています。
また、高齢者の患者さんが多いことは必然的に認知症予備軍の方が多くなります。現時点では、認知症の特効薬はありませんが、進行を遅らせることはできるようになりました。受診された方の初期段階での認知症発見を心がけ、進行へ至らないように努めています。中には認知症状を呈した慢性硬膜下血種や正常圧水頭症など、治療にて改善するものもあるので、その発見に努めています。
診療実績(令和4年度)
年間外来延べ患者数 447人
外来とは別に、午後から当院健診センターにて脳ドックと血管ドックを行っています。ドックでは時折、無症性頭蓋内病変(脳梗塞や血管狭窄、未破裂脳動脈瘤など)が発見されることがあり、今後の発症予防に向けて助言と指導を行っています。
外来診療体制
こちらからご確認ください。→ 外来診療体制表